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Last Update : 2018/05/02 |
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我が510には結構まともなオーディオシステムが入っています。
動力性能のパフォーマンスアップを求めるなら凝ったオーディオは単なる重量増なのですが、この510を手に入れた当時あまりの遅さに「これを速くするには金も時間もかかるだろう。ならば遅いなりにせめて音楽ぐらいはまともに聴きたい!」ということで6スピーカマルチシステムを組んでいます。
しかし最近は軟弱になって普段はジャパニーズポップスをMP3で聴けるようなシステムにしてしまいました(^^ヾ
510ぐらいの年式では現代のような遮音がなされていないので、走行中まともに音楽を聴こうと思うと意外としっかりとセットアップしてやらないと特に中音域があらゆるノイズにかき消されて聞こえなくなります。
まあキャブサウンドがあるのでそれはそれでいいんだけど(笑)
現在のシステム構成は以下のようになっています。
ユニット |
構成 |
ヘッドユニット |
カロッツェリア DEH-970
(3ウェイネットワーク内蔵でマルチアンプシステム構成) |
アンプ |
ソニー90W×4ch×2台(これも古い。パワーと値段だけで選んだ) |
スピーカ |
ツイータ&ミッドレンジ:Carrozzeria TS-V172A(17cm)
ウーファー:KICKER 08GR10(25cm) |
古いものも含まれたシステムですが、やっぱりそれなりにまともなものはいい音がするのが聴いてすぐにわかります。
まあ510でこんなに凝る人はそういないと思いますが、気分よく運転するためにこういうのもアリかな?と思います。
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ヘッドユニット
最初純正ラジオを取り外してそこに埋め込んでいたのですが、三連メータを入れてから取り付け場所に困り、使用頻度の非常に低かったアクティブベンチレータを取り外してステーでぶら下げました。
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図1.ヘッドユニットと
小物入れ&ドリンクホルダ
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スピーカ
オーディオを組むにあたって最も面倒で手間がかかるのはスピーカの取り付けでしょう。何といっても純正はラジオ用のスピーカが一個ダッシュに入っているだけですからね。
まずツイータですが、最初はダッシュの上に両面テープで取り付けていました。この状態ではスピーカは上を向いてしまい、直接高音が耳に届きません。狙いとしてはフロントウインドに反射させて耳に届けようという魂胆でした。
その後、スピーカを入れ替えたときに今度はちゃんと耳に向けてセットしようと思いいろいろ考えた結果、サイドベンチレータに入れることを思いつきました。(図2)
これはベンチレータ吹出口を加工しなければなりませんが、スペアがあったので気にせず削りまくりました。ポイントとしてはY字型のフレーム(?)をスピーカの外径に合わせて少し掘り込んでぐらつかないようにしているところでしょうか。
この結果、角度調節が自由自在というおまけつき。左右のスピーカから耳までの距離の差がやや大きいのが気になりますが、さりげないけど目立ってるので満足です。 |
図2.サイドベンチレータに収まるツイータ
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ミッドレンジは取り付けに最も苦労しました。(図3) もともとスピーカなんか付くようにできていないので取り付け方法をどうするかというところから考えなくてはなりません。
幸いドアのフレームには高さ100mm幅280mmほどのサービスホールが開いているのでここをスピーカの逃げにできそうです。ただそのまま内張りに穴を開けて取り付けたのでは奥行きが足りず窓が下まで降りなくなります。
そこでバッフルボードの製作となるわけですが、いくらいい音のためとはいえ、古い車のドアに重いバッフルはつけたくありません。
ということで、厚さは取り付けるスピーカに合わせ最小限のものを選択。さらに少しでも軽くするため&見てくれ向上のためにスピーカが付く部分以外はテーパー状に削って薄くします。 ここで使ったボードの材質は
値段と加工のしやすさからMDFです。
そして形を作った後はホームセンターで買ってきたペラペラのビニールレザーを水で溶いた木工用ボンドで貼って、端は裏に折り返してタッカー打ちまくりです(^^ゞ
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図3.自作バッフルボードとミッドレンジ
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さて、ここで問題になるのはボードをどうやってドアに取り付けるかということですが、次のように行いました。
- 当然ドアの内張りは外しておきます。ドアについているビニールも少なくともスピーカが入る部分は剥がしておきます。
- ドアのフレーム側でボードと密着しそうな部分にスピーカを取り囲むように4箇所6mmボルトが通る穴を開けます。
- ボードをドアにあてがい、先に開けた穴の位置をドアの内側からボードにマーキングします。
- ボードのマーキング位置に「オニメナット」と呼ばれる埋め込みナットをボードにねじ込みます。
- 内張りをドアにセットし、スピーカの入る部分の内張りをカット。そして先のボルトが通る部分も穴を開けます。(この辺はどうせ隠れるのであまり慎重にならなくてもOK)
- ボードとドアをドアの内側から6mmの蝶ネジを使って固定。蝶ネジを使うのは締め付けやすいから。
- スピーカをボードにタッピングビスで固定
- スピーカグリルを付けて完成!
文章で書くとわかりにくくてすいません。今度バラす機会があれば写真を撮っておきます…
でもこの取り付け方、バラすの面倒なんですよねぇ。
また、スピーカの取り付け位置ですが、ドアの加工を最小限(ボルト穴あけのみ)にとどめるなら写真の位置で最も前になります。音の鳴りを考えるともっと前につけたほうがいいと思います。でもそのためにはドアのフレームをカットしなければなりません。ワタシはそこまでできませんでした…
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ウーファーは荷台のスペースを有効利用するために、荷台の左右にボックスを作成しました。(図4)
ボックスは密閉型で、当然この形状だと容積が小さくなってしまうのが難点ですが、比較的奨励ボックス容積が小さい KICKER 08GR10 をチョイス。
このように荷台に設置するのでスピーカグリルが無いと荷物を載せた時に心配なのでこのような丈夫そうなグリルが付けられるのも KICKER
をチョイスした理由です(^^ゞ
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図4.自作ウーハーボックス&ウーハー
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