SSSのメーターをスタンダード車に付ける!!

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概要でも説明したとおりSSSとスタンダード車ではメーターの配線がかなり異なっています。
どのように異なっているのかは下の配線図を見てもらえればわかると思いますが、 最大の問題はメーターに直接つながる丸い12極のカプラーの配線が全然違う上にSSSでは必要な5番ピンと11番ピンに配線がつながっていないことです。


Fig. メーターパネルの配線比較図

さて、配線の違いは最悪1本ずつでもつなぎ直してやれば何とかなるのですが、 12ピンのカプラーをどうしようかと両者の配線図をじっくりと見比べてかなり悩んでるうちにひとつのアイデアが生まれました。 下の変換ハーネス配線図を見てもらえればわかるようにカプラーを反時計回りに90度回して取り付ければ SSSに必要なピンには配線がつながることになります(上の配線図で確認してみてください)。 ただこのコネクタには位置決め用のキーがあるのですが、メーター側に図のようなキー溝を掘ってやることで接続することが可能になります。 せっかくのメーターを加工するのは忍びないのですが、どうせ見えない部分なのでSSSのメーターが付くことを思えば大した問題じゃないでしょう。 ちなみにこの部分は意外と軟らかいのでカッターでも削ることができます。
これで大きな難関12ピンカプラーはクリアできたので後はこれに合うように配線を合わせてやるだけです。
とはいっても両者の配線はかなり違っているので1本1本つなぎ合わせていくのは面倒ですし、何より美しくありません。 せっかく改造するなら美しく仕上たいのが人情ってなもんです!? とにかく電気系の配線は後から見て何がどうなっているのかわかるようにしておかないと何かトラブルがあった時非常に大変です。 ということで、ノーマル配線にカプラーオンの変換ハーネスを作ることにしました。こうしておけば万が一ノーマルのメーターに戻すのも簡単です。


Fig. SSSのメーターの裏側


Fig.  変換ハーネス配線図

変換ハーネスは上の図のとおりに配線してやればよいのですが、次にノーマルハーネスにつながるカプラーはどうするの?という問題が発生します。 しかし幸いなことにここで使われている3ピン・4ピン・6ピンカプラーは汎用のカプラーなのです。 ですから電気配線パーツを扱っている店に行けば置いてあると思います。秋葉原や日本橋では間違いなく手に入ります。 同時にこのカプラーに合う接続端子(110型)も用意することをお忘れなく。
あとはこの図のとおりにハーネスを作るだけです。配線の長さはクルマに合わせて作りますが、 取り付け時に余裕があるように作らないとメーターパネル取り付け時に配線が抜けてしまったりするので注意してください。

このままではタコメーター、油圧計は動きませんが、 油圧計はエンジンブロックについている油圧検出センサーをSSS用にしてやれば動くようになります。
これであなたのスタンダード車もSSS仕様に変身です! 不思議なものでメーターパネルが変わるだけでコックピットの雰囲気がガラッと変わってスポーティームード満点になります。 スタンダード車にお乗りの方はSSSのメーターパネルを探してきて交換してみてはいかがでしょうか?

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